堂々としてるね。

別に「悪」とは言わない。
それで良い。或いはそっちの方が良い場合もあるくらい。
しかしまあ、うーん、どうなんだろう。TV番組での整形ってのは。
「素人ならいいの?」
それも心からどうぞとは思わないけど、彼女(彼)らはやはり「TVに出る」「TVで(自らの)顔を晒す」という大きな決意と強い勇気の先にいる。

TVに出てて、チャンスがあって、まぁせっかくだから・・・・否、TVで見た彼女そんな軽い感じではなく。涙で瞳が潤む場面もあり、御自身のスッピンや苦労話を語っていた。

結果から言えば彼女は整形した。僕の好みではありませんが、整った綺麗な顔になったんじゃないかな?と。
僕は、彼女についてのみ言えば彼女が幸せならそれでいい。更に言えば幸せにならなきゃいけない。失ったものはとても大きいはずだから、絶対に幸せにならなくてはならないのだ。


と本人についてはそんなもので、僕が疑問に思ったのは
「軽くないか」
と。

ジム.エステ.ネイル.メイク.ダイエット.減量.etc.
身体を美しくするため多くの現代人は様々な人員や道具を利用している。

美しくなる事は素晴らしい。
努力をする事は素晴らしい。
諦めない事は素晴らしい。

美の追究、尊敬すべき力だ。

ところで、

僕は痛いのが嫌いだ。(その上もったいない主義である)ピアスは大嫌い。ピアスは痛い上、身体に傷を付ける。

メイクやドレスアップに身体トレーニングそしてピアス。身体に手を加え、姿形を変える。

それらが果たして“整形”と何が違うのか。


『母親から貰った』とか『神様に頂いた』とか言われようが正直そんなのどうでも良くて。

[私]は此所に居る。
[私]は他の誰でもない[私]だけ。
何処の誰の目にも[私]だけ。
変わりの[私]はいない。
[私]は此所に居る。

何処の誰が授けたかわからないこの[私]、僕はそれを《簡単に》傷付けるのは嫌だ。
だってもったいない。


僕はTVが好き。毎日観る。しかしその影響力も考えなくてはならない。それが視聴者に、
「それなら私も整形したい」
と言わせるのか?言わせていいのか?

僕は美容整形は危うい領域だ。
もっと恐怖を感じてみるべきである。
罪悪感を感じてみるべきである。